FOL学習術

人生の糧となる受験勉強をデザインする

とにかく関関同立なら、まず同志社対策

今回は「とにかく関関同立に入りたい!」「どの大学かは問わないけど、どうにか関関同立に合格したい!」という受験生のために、その目標を達成するための効率的な学習法を紹介する。

関関同立関西大学/関西学院大学/同志社大学/立命館大学

 

東日本在住の受験生ではMARCH(明治大学/青山学院大学/立教大学/中央大学/法政大学)があるため割合が少ないかも知れないが、西日本で関関同立といえばかなりの人気校である。

 

諸説あるとは思うが、この関関同立4校をざっくり受験の難度順に並べると、同志社関西学院立命館関西大学といった感じだ。

もちろん中には、例外的に難易度の低い学部や、反対に難しい学部も存在する。今回は、そんな例外はひとまず除外して総じて考えたうえで、どう対策すれば関関同立に入りやすいかを提示する。

 

結論を言うと、まず最初に対策すべきは同志社大学だ。

先ほども述べたが難易度は関関同立4校の中で最も高い。しかし、その分学歴としての価値も高いことは言うまでもない。

 

では、なぜ同志社対策が関関同立合格への最善策なのか。

大学受験において、各大学はそれぞれの出題傾向というものがある。特に関西学院大学立命館大学はその傾向に少し強めの癖があって、大学ごとの対策を充分にしておかないととても難しい試験となる。

 

それに比べて同志社大学の出題はあまり偏った癖が見られず、問題集や出版社の王道に則った出題が多いため対策がしやすい。また、これは関西大学の出題にも言える。

したがって同志社大学関西大学の出題傾向にはかなり似通った部分があり、関西大学の出題の方が難易度は低いため、同志社大学の試験対策がそのまま関西大学の試験対策となってくるのだ。

 

また、この2校の出題に癖が少ないということは、他大学の試験対策をするにあたっても基礎となる知識を習得しやすいということである。

 

よって、試験対策がそのまま関西大学、ひいてはその他の大学の試験対策の糧ともなる同志社大学を第一志望に据えてみると効率的ではないだろうか。